8月26日に元農林水産大臣の山田正彦さんの講演会を開催しました。参加者は46人。残念ながら目標には及びませんでしたが、加須で種子を販売している方など今までになく多彩な方々に集まっていただきました。
講演は、山田さんがずっと取り組んでこられたTPP協定の問題から入りました。日本はTPP協定に批准しているので、これに従った国内法の整備がされているとのこと。そのうちの1つが主要農産物種子法の廃止で、種子法があることによってその土地にあったコメ、麦、大豆の種子を安く提供できていたのに、その根拠法が失われてしまったということです。
種子法に関しては、このイベントを知らせるために農家を回った時に、種子法廃止をマスコミが取り上げないことを怒っていた人がいたという話も聞きました。参加人数は残念でしたが、このセミナーを開いてよかったと思います。(東)